バッジの話し1
弁護士が背広にバッジを着けている姿は、ドラマなどでご覧になっているでしょう。
検察官もバッジを着けていることに気付く方もいらっしゃるかも知れません。
裁判官も、法服に隠れてわかりませんが、バッジがあるのですよ。
これから、それぞれのバッジについてのお話をしようと思います。
まず、弁護士のバッジについてです。
弁護士のバッジは、表面を十六弁のひまわりの花とし、その中心部に秤一台を配しています。
ひまわりは正義と自由を、秤は公正と平等を意味しており、弁護士は自由と正義、公正と平等を追い求めることを表しています。
純銀製で金メッキが施されています。なので、ベテランの方になるほど、メッキがはげて地の銀が見えています。
まぁ、わざとはがしたりする方もいるのですが。
裏には、「日本辯(弁)護士連合會(会)員証」と登録番号が記されています。
このバッジは、造幣局が作っています。
無くすと再発行を受けるのに、なくした状況の報告書を書かないといけませんので、
保管には細心の注意を払っております。
私は、法廷に行くとき以外は、バッジではなく、日弁連が発行している身分証を携行していることが多いですね。