司法試験の時期がせまってきました

こんにちは。

ようやく半そででも過ごせるくらい暖かくなって参りました。

青葉が茂るこの時期、私(たち?)にとっては懐かしくも苦しい思いでの時期でもあります。
というのも、司法試験が例年5月第3週に行われるため、ちょうどこの時期は、司法試験の超直前だからです。
司法試験は、短答式の試験が1日と論文式の試験が3日間かけて行われます。科目は、公法系(憲法行政法)、民事系(民法会社法、民訴法)、刑事系(刑法、刑訴法)、選択科目(労働法、破産法、国際私法、国際公法などから1科目)です。

良く聞かれるのですが、受験生は、法律を全部覚えているわけではありません。論文式試験の時には、六法の参照が可能です。受験生は、六法を見て、どの条文をどのように解釈して、問題文の事案をどうやって当てはめればよいのかを、短い(と感じる)時間の中で一生懸命考え、回答します。 
試験の時には、それぞれが、それぞれの試験対策をして、覚悟を決めて受験会場に臨みます。
なので、色んな人がいます。かくいう私も、試験中に鼻血を出しました。試験監督が、ぎょっとした目で見て行った様子は今でも鮮明に思い出されます。
いずれにしても、どんな人が周りに居ようと、周囲の環境にのまれず、試験を乗り切ることが、大切なのだと思います。(それが、一番大変だったりもするのですが。) 
司法試験改革に対する見直しの時期、ということで、国会でも弁護士会でも喧々諤々の議論が交わされていますが、個々の受験生は、ただただ目の前の試験に取り組むだけだと思います。 
すべての受験生が無事に試験を受け切れるよう、ただ祈るばかりです。