先日、東京地方裁判所にて研修がありました。
東京の裁判所は、静岡の裁判所と異なり、関係者以外の人が入る際に荷物検査があります。弁護士もバッチがあれば、荷物検査なしに入れるのですが、私は、バッチを持っていかなかったため、荷物検査を受けてから入りました。
多くの事件と人が行きかう裁判所ゆえの配慮なのでしょうが、やはり、やましいところがなくても、荷物を機械に通す瞬間は緊張してしまいます。

建物の大きさも桁違いです。エレベーターは何基もあり、法廷も数えきれない数があります。
数回しか行ったことがない私は、本当に迷子になります。

また、夏休みの自由研究なのか、学生の姿もチラホラ見受けられました。

同じ裁判所といっても、場所によって雰囲気は随分と変わるもので、見るだけでも色々と刺激になりました。

ところで、今回は、全国に赴任したスタッフ弁護士が集まっての研修でした。
各地方によって、言葉も、気候も、文化も異なり、それぞれの土地の話を聞くと非常に興味深かったです。お国ことばを使いこなせるようになっている同期もいて、輝いて見えました。
「その土地のことをよく知ること。」これも各地に赴任するスタッフ弁護士の仕事の基礎なのだと、改めて思いました。