富士山

 今日は、富士山が世界遺産となってから初めての山開きです。
 さすがに今年は例年の山開きとは違い、テレビ番組で富士登山の中継をしたり、盛り上がりをみせていますね。

 世界遺産に登録された日も、わたしの地元はお祭り騒ぎでした。

 今回の登録で構成資産となった富士山本宮浅間大社は、パワースポットを特集した本に掲載されていたのを数年前に見ましたが、小学校に通学する際に毎日横を通っていたし、中学生の頃は、5月の流鏑馬祭りや11月の秋まつりが終わった翌日の朝は、全校生徒で浅間大社の清掃活動をしたり、自分のお宮参りや七五三も浅間大社でやりましたし、身近な場所すぎて、そのありがたみをなかなか感じることができず、今回の世界遺産登録も、もちろんとても喜ばしいことではあるのですが、なんだか不思議な感じがしています。

 今回の世界遺産登録で、すぐそこに富士山がドドーンとあるのが当たり前である日常って、もしかすると贅沢なのかも・・・と思うきっかけになりました。

 自分が、日本国内や外国の世界遺産を訪れたときに味わったような感動を、富士山周辺に足を運んでくださった方々にも味わっていただけたら嬉しいです!