子どもの居場所の必要性

 6月30日付けの静岡新聞に,「ホッとホ〜ムてのひら」さんの記事が載っていました。
「ホッとホ〜ムてのひら」さんとは,放課後,行き場のない子どもの居場所となるべく,設けられた場所です。そこでは,子ども達が,ボランティアのスタッフの方々と,食事をしたり,勉強をしたり,レクリエーションをしていると伺っています。

 私も,先日,「ホッとホ〜ムてのひら」さんを訪問させていただきました。
 部屋に案内されると,壁には,レクリエーションの写真が貼られており,子ども達が楽しそうにしている様子が伝わって来ました。
 また,食事の様子を撮影したアルバムも拝見させていただくと,毎回,色とりどりの料理を作っていることが分かり,子ども達が喜んで料理をしている様が目に浮かぶようでした。

 私は,仕事がら,子どもによる刑事事件(少年事件)も扱うのですが,居場所を求めて非行グループと付き合うようになってしまったという例が極めて多かったです。
 非行を防止するという意味でも,「ホッとホ〜ムてのひら」さんのような子どもの居場所がもっと増えることを願うと同時に,弁護士として「ホッとホ〜ムてのひら」さんに協力できることがあれば協力させていただきたいと思っています。