今回の話題は、保険の話にしようか迷いましたが、革靴の手入れについてお話したいと思います。
 先週末は、久しぶりに晴れたこともあり、革靴の手入れをまとめてやりましたので、革靴の手入れについて一通り簡単に説明したいと思います。

① 汚れ落とし
 まず、革靴は、ブラシで汚れを落とします。ちなみにブラシでの汚れ落としは、毎日やることをオススメします。なので、少し高めで使いやすいブラシを用意するといいと思います。次に、クリーナーを使って靴の汚れを落とします。クリーナーを使うのは、以前に塗ったクリーム等を落とすためです。
② 栄養補給
 クリーナーで従前のクリーム等を落としたうえで、新たにシュークリームを塗ります。シュークリームは、革に栄養を補給するためのものであり、髪のトリートメントと同様と考えると良いかもしれません。
 乳化性クリームが適しており、透明タイプのシュークリームの方が靴の色を選ばないので便利だと思います。
③ 表面保護
 最後にハイシャイン(光沢仕上げ)や防水スプレーを行います。
 ハイシャインと防水スプレーは、自動車のワックス掛けと同じようなものであり、表面をコーティングし、水や汚れを弾いてくれます。
 面倒くさがりな人は、防水スプレーだけでも行うことをオススメします。汚れが付きにくくなるので、今後の手間も減ります。
 
まとめると、
①汚れ落とし ②栄養補給 ③表面保護 の3工程ですね。

 先に表面を保護してしまうと、汚れのうえに膜を作ってしまうことになりますし、シュークリームを塗っても革に栄養が届きません。
 よって、手入れの順番はしっかり守るようにしましょう。

 手入れが面倒だという人は、新しい靴を使い始める際に、防水スプレーを吹き付けておくといいでしょう。それだけでも大分汚れにくくなりますので、オススメです。
 手入れを始めてみようかなという人は、一通りの道具がそろっているシューケアセットもありますので、チェックしてみてはどうでしょうか。